できた!…それは「つもり」かも知れない
- 13flute
- 7月6日
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更新日:7月22日
フルートを勉強していると、例えば、腹筋と横隔膜をちゃんと使うとこんな音が出せるよ!などのアドバイスを受けることがあるでしょう。
なるほど、そうか、では早速やってみよう!となりますよね。
お手本を真似た音がそれなりに出たりすると、「できた!分かったぞ!」などと思うわけです。こんな時、その身体の状態が本当にできているかな?と今一度チェックするように心がけています。
お手本の音を出すことに重点を置いて、実は違う所…お腹ではなくて喉とか口とかに頼ってごまかして「それらしい音」を出しているだけじゃないかしら?と。「できてるつもり」ではないか?と(笑)
技術が身につくには、それなりの時間と正しい努力が必要で、一瞬でできることは殆どないです。
(既にある程度の技術が身についている場合にはすぐに出来るかも知れないですが)
先ずは出来ていないことを自覚して、勇気を持って受け入れることが大事だなと思います。
なかなかできないことも諦めないでやっていたらいつかできるかも!と希望を持ちつつ、日々私も練習しています。
本当にできるようになった時、それはその人の財産となり、とても喜ばしく嬉しいことです。
フルート教室ハーモニーharmony 小川祥子



