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タンギング〜舌をつく場所は?

音の出だしをハッキリするために、また隣り合った音を繋げない時に(スラーがついていない時に)、タンギングをします。

昔は「トゥ」と発音する要領で、と教わりました。


この発音だと舌の先端より少し奥のあたりを、上顎に結構な面積を付けることになります。

私は中学生〜高校生の頃はこのようなタンギングをやっていました。

シングルタンギングで追いつかない曲では、ダブルタンギングで、これも強めの発音で「トゥクトゥク…」と発音していました。


ですがこのタンギング、発音が強すぎてあまり綺麗に出来なかったことも多かったです。


その後にアドバイスされたのは「舌先を上の歯の裏に突く…テの発音で」「ハッキリしたい時は舌を口の外に予め出しておいて引っ込める時に音を出す」というもの。

人によって舌の長さや歯並び、唇の厚さや形がそれぞれなので一概には言えません。


最近では舌の先端よりほんの少し奥のあたりを、上顎の真ん中より少し前あたりに突くと失敗が少なく、また早く舌が動かせてやり易いと思っています。あくまでも私の場合は、ですが…。

舌以外に、息の量やスピードも意識するのを忘れずに。息は止めるというより、出し続けているイメージです。

いろいろと試してみて、自分のベストな場所を探るしかないかも知れません。


タンギングに限らず、あらゆることは最終的には自分で見つけていくものですね。

それができるようになるために、自分の癖を見つけてもらえて、出来ている状態を伝えていただける観点からもプロのアドバイスが必要でしょう。


フルート教室ハーモニーharmony 小川祥子

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