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苦手な所には印をつけよう

更新日:10月25日

曲を最後までスラスラと間違えずに演奏できるようになるのは、難しいですね。

ちょっと音を間違ったり、リズムが崩れてしまったり、指が回らなかったりします。

練習の時、そういう箇所を吹き直すと思うのですが、よく気をつけて聴くと、大抵同じところでつっかえていませんか?


間違える度に吹き直して2回目で吹けたとしても、通して吹くと、また出来ていないという事態が起こっています。

自分もそうですし、生徒さんの演奏を聴いていても然り。


その箇所、鉛筆で丸をつけてしまいましょう。

シャーペンは芯が細くて後で消えにくいので、鉛筆がオススメです。

そして集中的にそこだけを取り出して、最初はゆっくり、リズムをさまざまに変えたりして練習します。

できるようになってきたら、前後のメロディーもプラスして吹いていきます。

こうした部分練習を組み合わせて、最終的にスラスラ吹けるようになっていくのです。

吹き直す習慣がついてしまうと、本番で緊張して間違えてしまった時に、すぐ切り替えて先に進むのが難しくなる可能性があります。

普段からなるべく吹き直しをしないように心がけましょう。


できるようになったら印を消しても良いし、ここは間違えやすいから、と付けておいても良いと思います。

曲を仕上げていくための、工夫のひとつです。


フルート教室ハーモニーharmony 小川祥子

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