苦手な所には印をつけよう
- フルート教室ハーモニーharmony

- 10月24日
- 読了時間: 2分
更新日:10月25日
曲を最後までスラスラと間違えずに演奏できるようになるのは、難しいですね。
ちょっと音を間違ったり、リズムが崩れてしまったり、指が回らなかったりします。
練習の時、そういう箇所を吹き直すと思うのですが、よく気をつけて聴くと、大抵同じところでつっかえていませんか?
間違える度に吹き直して2回目で吹けたとしても、通して吹くと、また出来ていないという事態が起こっています。
自分もそうですし、生徒さんの演奏を聴いていても然り。
その箇所、鉛筆で丸をつけてしまいましょう。
シャーペンは芯が細くて後で消えにくいので、鉛筆がオススメです。
そして集中的にそこだけを取り出して、最初はゆっくり、リズムをさまざまに変えたりして練習します。
できるようになってきたら、前後のメロディーもプラスして吹いていきます。
こうした部分練習を組み合わせて、最終的にスラスラ吹けるようになっていくのです。
吹き直す習慣がついてしまうと、本番で緊張して間違えてしまった時に、すぐ切り替えて先に進むのが難しくなる可能性があります。
普段からなるべく吹き直しをしないように心がけましょう。
できるようになったら印を消しても良いし、ここは間違えやすいから、と付けておいても良いと思います。
曲を仕上げていくための、工夫のひとつです。
フルート教室ハーモニーharmony 小川祥子




