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発表会の準備①〜ゆっくり正確に譜読みを

更新日:1 日前

ようやく暑さも落ち着いてきました。

芸術の秋、ということでこれからの季節に発表会を行う教室も多いかと思います。


私の教室の生徒さんも、来月の合同の発表会に参加するために、準備の真っ最中。

早くスラスラ吹けるようになりたい!と、はやる気持ちは分かります。

ですが、慌てない慌てない…

生徒さんに日々、お伝えしている練習方法のうち

今回は最初の段階のものを2つ挙げます。


◎曲の調のスケールを吹きましょう

どんな音階で成り立っている曲なのか、理解しましょう。♭や♯がついていたら、それを頭と指にインプットしてくださいね!


◎かなりゆっくりなテンポで、メトロノームに

 合わせて吹きましょう

楽譜通りにスラーやタンギング、リズムを把握し、メロディーを覚えていきます。

初めてでも間違えないで吹けるくらい、本当にゆっくりなテンポで良いのです。

例えばビゼーの「アルルの女」だったら、実際は♩=72くらいで演奏するとしたら♪=60〜くらい。 6拍子のように八分音符を1拍に取ります。

こうすると細かい16分音符の所も均等に吹けるように訓練することができます。

ブレスの位置は、最初はあまり気にしなくて良いです。


少し出来るようになっても早く吹かずに、暫くはゆっくりなテンポのまま、どこが難しい箇所なのかを見つけながら練習していきましょう。

やりにくい箇所にはいつ見てもすぐに分かるように鉛筆で印をつけておいて、抜き出して何度も練習します。

あとで消せるよう、鉛筆で書いてくださいね!


ゆっくり吹いていると、余裕を持って聴けるのでいろいろな事に気が付きやすいです。

楽譜の間違いなども見つかったりしますよ。(出版する時の校訂の課程でのミスなど)


最初に丁寧に譜読みをすることが、その後の演奏に良い影響を及ぼします。


星の数ほどの曲の中から選んだ1曲ですから、焦らず、じっくり向き合っていきましょう!


フルート教室ハーモニーharmony 小川祥子

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