根気よく曲と向き合う
- 13flute
- 7月3日
- 読了時間: 1分
更新日:7月5日
演奏会やレッスンのために新しい曲を練習しますね。
楽譜通りに演奏できるようになるまでには、曲の難易度と奏者のレベルにもよりますが、ある程度の時間がかかります。
ひと通り音を間違えずに吹けるようになっても、その曲がしっくりと自分の中に収まるためには、あらゆる角度からその曲に向き合い続ける必要があります。
作曲家はどんな想いをメロディーに込めたのだろう? どの部分をいちばん言いたかったのだろう? ピアノ伴奏やオーケストラの楽譜はどうなっているのか? どういう背景で作曲したの? どのような音色が相応しいかな?…etc.
どんなふうに演奏したら良いか分からなかったとしても、根気よく向き合っていくうちに閃いたり気づいたりして、そんな時はとても嬉しくなります。
多くを掘り下げて何度も何度も試行錯誤しながら練習を重ね、初めて演奏に深みが出るのでしょう。そしてそれは、ハイここまで!という限界がないものだと感じています。
https/www.flute-harmony.com 小川祥子



